過去の出来事をまだ言葉にできない長女には…

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過去に起きたことを言葉にできない長女

初めての言語療育を行った時の記事にも書きましたが、

 

(長女、初めての言語療育を受ける)

自閉症スペクトラムで言葉がまだ遅い4歳長女、初の言語療育を受けてきました
発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された、我が家の長女の日常・成長日記。田中ビネー式知能検査の結果、言語療育をすることになっていた4歳になった長女が、初の言語療育を受けてきました!

 

4歳を過ぎた長女は、まだ過去の思い出を言葉で表現できません。

例えば、

 

「今日は保育園でどんなことをして遊んだの?」

 

という質問をしても、

 

 

と、まるで違う内容が返ってきます。

これは、療育を担当してくださっている言語聴覚士の先生に言わせれば、

 

「過去にあったことを頭の中でイメージして、更に言語として表現するのはまだ難しい」

 

ということで、主治医の小児精神科の先生に言わせれば、

 

「そもそも質問が抽象的。“どんなこと”って何?」

 

ということで、親としてどんな風に言葉掛けをしていけば良いのか、模索している最中です。

 

写真を見せて会話を促す

療育の時にも感じましたが、長女はもちろんのこと、ついでに言えば夫も、発達障害の方は視覚から入って来る情報の方が頭に入りやすいようですね。

長女も、言葉だけの説明では理解できなくても、目の前で実演してみせたりイラストを見せると、すぐに理解できる傾向があります。

 

ブロック等の入れ替えや積み立ても、実演すればあっという間にできる長女です。

 

なので、過去の思い出を話してみるには、

 

写真を見せて会話を促す

 

ことから始めてみると良い、と先生から言われました。

すぐに、公園の滑り台で遊んだ時の写真を長女に見せて試してみると、

 

「ほーちゃん、しゅべり台滑った!」

 

写真の中の出来事を話すだけで、こちらが他に

 

と語り掛けても、それ以上は自分が話したいことしか話さなかったですが、それでも長女の発語を促すことにはなったので、会話のきっかけとしては、とても良いと思いました。

 

質問はわかりやすく、具体的に

「どんなこと?」

と聞いても、確かに長女にしてみれば抽象的過ぎて答えられない質問なので、保育園であったことを聞きたい時は、

 

「今日は、滑り台滑った?」

「それとも、追いかけっこした?」

 

など、具体的な遊びを挙げて聞くようにしました。

 

長女はまだ自分から具体的な返答ができないので、ドラクエ主人公のように

「はい」
「いいえ」

で答えられる質問の方が頭に入りやすいようです。

 

気分は勇者!?

 

もちろん、長女なりに色々お喋りしてくれることもあるし、それがちゃんと会話になることも多くなってきてはいるんですけどね。

とはいえ、4歳児程度の発達にはまだまだ追いついていないので、長女のペースでゆっくり成長していく様子を見守っていきたいです。

 

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