こんにちは、あーさんです。
発達障害のお子さんは集中力が凄まじい傾向があるので、大人や友達からの声掛けを意図せずして無視してしまうことが多くなりがちですが、大人はまだしも友達間だと、「無視された!」と誤解が生じやすいです。
そんな時、発達障害のお子さんはどのようにしたらいいのか、解説します。
はじめは言葉掛けをパターン化しておく
幼稚園から小学校低学年くらいのお子さんの場合、集中していると声を掛けられてもすぐに反応ができず、結果的に相手からしてみれば「無視された」ように勘違いされてしまいます。
長女もよくあるので、正面から話しかけます
これを防ぐために、
友達との会話はパターンで覚えさせる
ことを、はじめにやっておきましょう。
要は、
咄嗟の会話でも不自然なく受け答えができるよう、定型文を頭に入れておく
のです。
急に話しかけられた時に、怒るのではなく何か言葉にすることで、少しでもお友達との会話をスムーズに運べるようにしておけば、後々に役立ちます。
これは言葉が遅いお子さんにも有効で、少し環境が違いますが、言葉が不完全な我が家の長女は、
と、誰かがくしゃみをすると必ず、「大丈夫?」と聞いてきます。
もちろん、本気で風邪を心配しているわけではありません。
どうやら長女の頭の中では、
誰かがくしゃみをする
↓
「大丈夫?」と聞く
が一連の定型行動になっているらしく、どんな時でも誰か家族がくしゃみをすれば「大丈夫?」と声を掛けてくれます。
親の私たちは、長女がパターン化をして何も考えずに「大丈夫?」と聞いているとわかっていますが、このパターン化の言葉は傍から見ても決して悪い会話の流れではないので、別にいいかなと思い放置しています。
小学生になれば、もう少し具体的にパターン化の内容を教えようとも考えています。
夫も「パターン化」は実践中
ちなみに「パターン化」は、同じ発達障害の疑いが濃厚の我が夫も実践していることです。
夫の場合はもう大人なので、主に「行動のパターン化」ですね。
仕事では失敗をしながら自分なりの必勝パターンを確立し、家では家事をするために頭にプログラミングするように行動をパターン化することで、行動の漏れを無くす努力をしています。
(夫が常日頃から実践している「行動のパターン化」については、マスターするまでが難しいですが…)

(発達障害が原因で家事ができない夫の場合、「行動のパターン化」は非常に有効です)

夫を見ていると、幼少期はまず、他人との関わりからパターン化して教育するのが良いのかな、とも思いますね。
まとめ
集中していると切り替えが難しい発達障害のお子さんは、周囲のお友達に誤解を与えてしまうことも多くなりがちなので、
- はじめは会話をパターンで覚える
ことから始めましょう。
最初は本人が理解できていない会話の流れでも、成長するに従ってパターンの内容も増えますし、自分でも上手に切り替えができたり、相手の言葉を理解して返答ができるようになってきます。
それまでは、とりあえずは絶対正解!な定型文を頭に入れておいて、周囲との軋轢を生まないようにしていけると良いですね。
…というわけで、子が発達障害だった時の対処法 友達との会話はパターン化で覚えさせる でした!
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