こんにちは、あーさんです。
他人同士だった人間が結婚して一緒に生活をしたら、どうしたって我慢することが増えるのはお互い様だし重々承知だったとはいえ、発達障害の配偶者と結婚をするとその我慢の回数が半端ないことに気付いたなんて経験ありませんか?
私も結婚当初はイライラしっぱなしで我慢・喧嘩ばかりの毎日でしたが、なんとか今は通常?の夫婦に近づきつつあるので、そんな私の経験から、発達障害夫にはどこまで我慢すればいいのか?を、解説していきます。
発達障害の夫にどこまで我慢すればいい?
以前書かせて頂いた記事にも少し申し上げましたが、

我慢ばかりしているとストレスばかり溜まってカサンドラ症候群にもなりかねないので、最終的には、
我慢なんてしなくていい
と、個人的に思っています。
我慢だけの生活、ダメ! 絶対!
とは言え、夫婦になった以上、多少の我慢は致し方ないのかなとも思っています。
こちらの生活態度に相手も何かしら我慢なりイラついたりすることもあるでしょうし、発達障害の特徴も人それぞれなので、
最初は夫の性格や特徴を見極めながら生活することは必要不可欠
です。
一緒に生活しながら、どうしてもこちら側が我慢ばかりでお話にならないと言うなら、最終的にスッパリ諦めて我慢をしない生活を選んでも全く問題ないと、個人的には考えています。
段階を踏まえて、説明していきます。
1. どこまで許容できるか見極める
まず最初の段階は、
お互いにどこまで妥協し合えるか
を話し合う所から始めます。
これは、夫が発達障害かとかそんなことは関係なく、どこのご夫婦でも同じことをなさっていることでしょう。
ただ、夫に発達障害の傾向があると、生活している中で変なこだわりや典型的な特徴があったりします。
そのこだわりやら特徴に、妻がどこまで許容できるかを見極めていくのが第一段階です。
夫がワケのわからないこだわりを持ち、典型的な困った特徴も持ち合わせていて、妻がたしなめてもそれを夫は一切改善する気もなくても、妻の方が、
ま、別にいいけど! 私も大して気にしてないし☆
と許容できるならば、それはもう、ある意味円満なご夫婦です。
相性がすこぶる良いということですし、夫の特徴によって妻側が上手にコントロールしてストレスなく対処できるということなので、何も問題ありません。
ただ、私のように、
毎回味噌汁こぼしておいて気付かないとか無いわぁ…
と、夫の腹の立つ特徴を許容できないならば、それはつまり、こちら側だけが我慢するしかないということになります。
こうなったら、次の段階です。
*ちなみに、許容「できない」という表現をあえて使っていますが、許容「しない」のも大いにアリですよ。
発達障害の夫の特徴に無条件で妻が許容しなきゃいけないわけではないので、許容できないことは悪いことではありませんからね!
2. 発達障害夫に自覚を促す
次は、いつも申し上げている、これ。

ご本人の自覚ですね。
とにかく発達障害は、ご本人の自覚がなければ何も改善できません。
偏ったこだわり、困った特徴に妻だけが我慢を強いられているのならば、まずはご本人に自覚をして頂きましょう。
それから再度夫婦で話し合い、お互いに何かしら譲歩・妥協をしつつ、少しでも夫の特徴が改善されれば、妻だけが我慢を強いられることはなくなります。
要は、お互い様精神を夫婦共通の認識として持っていれば、
どうしていつも私ばかり我慢しなきゃいけないの…?
という不公平感がなくなるので、妻が感じていた夫のストレスも、以前よりはかなりマシになってきます。
(参考までに! アスペルガー症候群かもしれない夫に自覚を促す方法は、こちらから)

(自覚しても自身の特徴を改善してくれないアスペルガー夫には、この方法をお試しあれ)

3. 夫婦生活は一方だけが我慢するものではない
夫婦で話し合っても夫側の譲歩・妥協が無理!
更に夫自身の自覚も無理で改善の余地なし!
となると、妻だけが我慢するしかなくなります。
こちらだって完璧な人間ではないから、相手に何かストレスを与えることをしていたとしても、不満があれば言って貰えればこちらは妥協・改善する気はあるのに、肝心の夫は発達障害特有の症状に開き直って何も改善せず、妻だけが毎日フルストレスになっている現状には、きついものがあります。私だったら夫を罵ります。
はっきり言ってしまえば、
こちらだけがずっと我慢している生活ってきつくないですか?
正直、私はきつかったです。
何のために我慢していたのか?と聞かれれば、もちろん子供がいたこと、しかも二人目を妊娠中でした。
もし、あのまま夫が何も自覚することなく何も変わっていなければ、おそらく私たちは今も夫婦をしていなかったでしょうし、次女も産まれていなかったです。
夫婦なんだから、そのくらいの夫の特徴くらい受け入れなさい!
昔の男はみんなそんなものよ!
という意見もあるかもしれませんが、まさにそんなの関係ねぇです。
私には無理!
の一言で終わらせても、全く問題ないことだと、私自身は感じています。
発達障害を持つ夫の全てを受け入れる必要はありません。
私たち夫婦の場合、知能検査を受けた夫自身が自覚をしてくれて、以来話し合いもできるようになって、お互いに色々と改善努力ができるようになって、運が良かっただけです。
そもそも、夫婦なんて一方だけが我慢するものではないですしね。
妻がアプローチを色々しても相手が何も変わる努力もしてくれず、結局妻だけが我慢を強いられ夫との生活にストレスを溜めるだけなら、夫婦関係を終了させることを視野に入れても仕方のないことだと思います。

何度注意しても人を怒らせる行為を繰り返してくる発達障害夫に我慢ならなければ、この方法をお試しくださいませ。

相打ち覚悟で発達障害夫に反省を促すならば、こちらの方法しかありません。

まとめ
発達障害の夫との生活に、妻だけが我慢する必要は一切ナシ!
というのが、私の持論です。
ただ、一緒に生活していく上で、
- まずは許容できる範囲を探り、
- 無理なら夫に自覚をして貰ってから、お互い様精神を妻が持つ
という行程は、絶対に必須ですよ!
妻側も何もしないでいきなり「我慢する気ありません!」というのは逆に横暴が過ぎるので、夫の特徴を見極めながら、段階を踏んで行動していきましょう。
……と、いうわけで、発達障害の夫にどこまで我慢しなければいけないの? 全てを受け入れる必要はありません! でした!
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