ASD長女の食事風景――今は30分で食べられるようになりました

スポンサーリンク
スポンサーリンク

 

目次

スポンサーリンク
スポンサーリンク

長女の食事中の問題の解決法

発達障害の子によく聞く特徴として、食事中の問題が挙げられているのはネットの記事でもよく目にしますが…。

よくあるのが、偏食、食べ歩き、量を食べられない等等…ですかね。

我が家の長女の場合、

 

食事に集中できず1時間以上かけても食べ終わらない

 

というのが、一番わかりやすい特徴でした。

これは発達障害のお子さんを持つ親御さんでなくても、「あるある~」な問題かもしれないですね(笑)

立ち歩くことはなかったものの(私が注意するので)、スプーンやおかずで遊んでしまって1時間経っても食事の半分しか終わっていないなんて、ザラにありました。

 

 

しかし!

 

5歳になって年長さんになっている今は、

食べ物で遊ぶこともなく、30分以内に食べ終われる

ようになっています!

 

褒めて褒めて褒めまくった

長女が現在、食事中に遊ぶこともなく、時間も掛け過ぎずに食べ終わっている理由は、

 

褒めて褒めて褒めまくっていたから

 

ことも一因だと思われます。

ひとつでもおかずが食べ終わったり、スプーンの使い方が上手だったり、何か注意した時にすぐに止めれたり…。

そんな時は、めちゃくちゃ褒めました。

 

自己肯定感を高める、よくある手法ですね。

 

食事中に遊んでしまう

 ↓

だから食べ終わらない

 

という悪循環からつい注意することの方が多かったのですが、ひとつでも良い所があれば見逃さずにいちいち褒めていました

褒められれば、長女もニッコリです。

 

褒められることで褒められた行動をもう一度行い、アピールしてくればすかさず褒める!

アピールがなくても、見逃さずに褒める!

 

気のせいか、アピールなしでこちらから気付いて褒めた方が効果はバツグンでしたね。

不意打ちに褒められると嬉しさが倍増するからでしょうか?

段々と、スプーンや箸の使い方、お椀の持ち方ひとつも、綺麗になっていきました。

 

時間を知らせる

遊んでしまうことで時間がかかり過ぎ、ご飯を食べ終わらない長女には、

 

食事中に何度も時間を知らせる

 

ことを今も徹底しています。

少なくとも、時計にある1から12の数字を理解していることが前提になりますが、終わりの時間の長い針を食事の最初に宣言して、食事中に「今2だよ」「半分過ぎてもう3だよ」と、食事のペースを見ながら時間を知らせてあげるようにしています。

 

 

ちなみに時計は、リビングの壁時計で指し示しています。

はじめは、発達支援教室の先生から

 

「鳴るタイプの時計の方がわかりやすい」

 

と聞いていたので、百均で買ったシンプルな目覚まし時計を置いていたのですが、長女の場合、逆にいつ鳴るかわからない時計の方が気になってしまったらしく、全く食事に集中できなくなってしまい…。

 

 

秒針が動く音も敏感に感じ取ってしまったのか、緊張感バリバリの食卓になってしまいました。

なので、目覚まし機能はないけれど、普段から視界に入っているリビングの壁時計で私が時間を口頭で知らせる方法に切り替えました。

常に親が時間を気にしていないといけないですが、最近では本人も、

「今日は8までだよね?」

など、食事中に時計を気にするようになっていて、少しずつでも成長しているなと感じています。

 

ダメなことはダメだと伝える

上記の通り、褒めて褒めて褒めまくってはいたものの、当然ながら

 

ダメなことはダメだとキチンと伝える

 

こともしていました。

と言うか、私が親に食事のマナーについて散々厳しくされた方なので、ついついマナーの悪い行為を見てしまうとすぐに声を荒げて叱ってしまうダメ母でして…。

その点は、夫の方が上手だったと思います。

 

 

夫に指南されてからは、頭ごなしにならないよう、

 

「~は止めようね」

「~しようね」

 

と、普段と同じ声のトーンで注意するよう心掛けています。

普通に話せば長女も普通に聞いてくれるので、最近は明らかに行儀の悪い行為も理解して、逆に3歳の次女が何かやらかしていると、

 

 

と、長女も注意できるようになっています。

 

ダメなことはダメ、良いことは良い。

 

それを理解しているから、食事中に遊ぶことがなくなっているのかなと思っています。

 

たまに遅くなることもあるけれど…

とは言っても、子どもなので他の兄妹たちとふざけあっている内に、時間がどんどん過ぎてしまっていることも当然あります。

 

そんな時も頭から怒らず、終わりの時間だけを指摘するだけ

 

にしています。

トイトレ時に判明した長女の特性として「失敗を極端に怖がる」傾向があるので、

「絶対に時間内に食べ終わらない!」

とわかると、その時点でパニックになってしまうためです。

 

 

終わりの設定時間に間に合いそうになければ、その都度5分など時間を延長すれば、安心して時間だけに囚われず食事に集中できるようになります。

ダラダラ食べをしないためには多少のルールも必要ですが、

親がそのルールに固執せず柔軟に対応していく

ことで、子どものメンタルの平穏も守れるようになりますよ!

 

(参考までに! 一年以上続いた長女のトイトレ法!)

自閉症スペクトラムの長女、ついに紙おむつを卒業! 1年以上続いたトイトレに終わりが見え始める!!
発達障害(自閉症スペクトラム障害)と診断されている長女の、トイレトレーニング経験談! 1年以上トイレトレーニングを続けてきた結果、5歳を迎えてようやく紙おむつを外すことができた長女。おむつが外れたきっかけは、意外な作戦でした。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
親が出来る対処法 子供の発達障害
あーさんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
発達障害疑惑のある夫とASD娘とプチヲタ妻

コメント

タイトルとURLをコピーしました