お金の遣り繰りがド下手くそ過ぎて、借金を繰り返してしまう私のポンコツ母の話、第4弾!
モラ父と借金母についての見解の相違により始まった姉と夫の喧嘩は、夫が納得してくれたことによって無事に解決しましたが…。
目次
現実的な解決法
「モラ父に母の借金の事実を言わない」
ということに夫が納得してくれたところで、次の課題は現実的な解決法です。
両親の家計は今後は私たち姉妹が管理するとして、現在こさえた借金をどうするか?
ここは、母が提案してきました。
実は我が家の両親、実家以外に祖父から引き継いだ土地家屋を持っておりまして、長年知人に貸していたんです。
だけどその知人にも色々あってちょうど引っ越しをすると仰るので、空いた家と土地を売る、と。
「売ったお金で借金を清算をしたい!」
と言うのが母の言い分でした。
モラハラ父も了承していた
母名義の土地はこれまた地元では立地条件の良い場所にあるため、田舎ですが小さな土地でもそこそこのお金になるのは予想できました。
これには、姉も私もまぁ納得。
両親に現金がない以上、持っている資産を売るしかないですからね。
その土地は戦後に商売を始めたくさん苦労したと聞いている祖父の生家でもあったため、少々残念な気持ちがあったのは否めませんが、致し方のないことだと諦める他ありません。
そしてこの案、母はなんと既に父に了承を取っていました。
姉と夫が睨み合いからのがっぷり四つの差し合いをしていた最中、母は母で自分の借金清算方法を考えていたようです。
父もよく了承したなとこの時は思いましたが、後に、父の思惑が判明することになります…。
蘇る記憶
母が祖父から引き継いだ土地を売る、という話を聞いて私の脳裏を過ぎったのが、これまでの母の借金のことです。
6年ほど前、第二子である長女を妊娠中だった私に人生二度目の借金を告白、ほとんど私が肩代わりする形で返済しました。(独身時代の貯金を全て使ったため、おかげで私個人名義の貯金はスッカラカンに…)
人生一度目の借金時は母も働いてコツコツ返したらしいですが、それ以降は持病もあってまともに働けなくなったために、現在は母も自力で借金返済することが困難になってしまっています。
つまり、
お母さん、悪運強くない?
大金が必要になった時に、
「誰かに頼れたり、売れる物があったり、なんだかんだ運良いよね」
と思ってしまいました(笑)
まぁ、最悪の手段は人生一度目の借金の時にやらかしているので、さすがに懲りたのかもしれませんが。
(次回は、とうとう具体的に土地を売る段階に!)
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