こんにちは、あーさんです。
5歳になった長女が発達障害(自閉症スペクトラム障害)と診断されてから1年半、この間にトイレトレニーングについて色々と学んだことがあるので、お伝えします。
目次
トイレトレニーングのやり方は、唯一ではない
5歳を迎えた長女が1年以上のトイレトレニーングの末に紙おむつを卒業することができたのですが、どの親御さんも通る道のように、そこに至るまでは本当に思考錯誤の連続でした。
(参考までに! 我が家の発達障害の長女が紙おむつを外れるまで)
結果的に長女は、
パンツをはかないノーパンツ作戦
が功を奏して、無事に紙パンツを卒業できました。
(現在も大きい方だけは、紙パンツにはき替えていますが)
ただしこの方法、
発達障がい児へのトイトレ法としては絶対にやってはいけない
というのが一般論らしく、相談に行った主治医の先生からもキツめにお叱りを受けたくらい、とにかくダメなやり方だったみたいです(笑)
とはいえ、実際にこの方法で1ヵ月で紙パンツを卒業できた発達障がい児がいたのも確かで、私が言いたいことは、
トイトレのやり方は、唯一ではない
ということです。
発達障害の特性は、十人十色
これまで、発達障害疑惑が濃厚の我が夫への対処法も考察してきた私がはっきり言えるのは、
発達障害の特性は一人一人違うので、その対処法も個人に合わせて考えるべき
という点です。
私も散々夫の対処法をまとめてきましたが、あれらはあくまで一案であって、「全ての方に当てはまる!」だなんてそんなおこがましいことは1ミリも考えていません。
(とか言いながら、夫への対処法では自覚して貰うのが第一歩、というのは絶対条件の気がします…)
一口に発達障害と言っても、その特性はある程度は固定化されて説明できるものも多いですが、百人の発達障害と診断された方がいれば、それぞれ百通りの特性があり、当然ながら個性も皆さん違います。
同じ発達障害でも特性の出方も個性もそれぞれ違う人間に、対処法がたったひとつだけ、ということはないだろう
ということです。
現に、我が家では主治医に怒られたノーパン作戦で、あっという間に紙パンツを卒業できました。
単純に長女がイレギュラーなだけだったかもしれませんが、少なくとも長女には、一般的なトイトレ法、
「こまめにトイレに誘い、パンツが濡れない感触を覚えさせて成功体験に繋げる作戦」
が、現在の優秀な紙パンツ性能のおかげで濡れた感触をイマイチ実感できなかった、ということもあったのか、特にトイトレ卒業には繋がらなかったので、結果的にこのやり方が合わなかったのだろうと思います。
一般的な方法でも、その子に合わない対処法では全く意味を成しません。
お子さんの性格・個性を一番に知っているのは両親のはずなので、
と両親が不安に感じてしまったのなら、両親の次にその子の性格を知っているであろう幼稚園や保育園の先生、療育の先生らと相談しながら、一般的なトイトレとは違うやり方を模索してみることも、ひとつの手です。
一般的な方法は一番に試してみるべき
もちろん、我が子に合わなかったというだけで、一般的な発達障害のお子さん向けのトイトレ法を否定しているわけではありません。
発達障害を熟知しているプロの方々が推奨するやり方は、真っ先に試してみるべき
です。
試してみて、それでも改善の傾向が一向に見られないのであれば、一般的な対処法だけにこだわらず、お子さん個人に合った方法を考えてみましょう。
発達障害の知識が深いのは専門の医師や療育関係の先生たちですが、お子さんのことを一番に知っているのは両親なので、それぞれの知識を出し合って分析して、お子さんに合った方法を見つけるのが、何より大事なことだと思います。
まとめ
発達障害のお子さんのトイレトレニーングについて、
- 方法は決して唯一ではない
- まずは一般的なやり方を試してみて、それでもダメなら子どもに合ったやり方を模索してみる
というのが、私が長女を通して学んだトイトレ論です。
主治医の先生からは、
…というわけで、長く続くと親も子どもも疲れてしまうトイトレですが、まずは私たち親が柔軟さを忘れずに対応していくようにしましょう!
(6歳を迎える前には、無事に大きい方もトイレでできるようになりました)
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