こんにちは、あーさんです。
我が家の家長、発達障害(アスペルガー症候群)の疑いがあると指摘されたとーさんも今でこそアラサーのオッサンですが、そんなとーさんにも当たり前ながら子ども時代がありました。
では、大人になっても色々とわかりやすい症状が出ているとーさんの幼少期時代は、どのような症状・特徴が出ていたのでしょうか?
また、そういった症状・特徴が出てしまっていた当時、子どもながらにどのようなことを感じていたのでしょうか?
当時は子どもだから何も説明できなくても、大人になった今だからこそ説明できることが多々あります。
本日は、とーさん、とーさんのお母様の証言も含めて、発達障害の疑いがあるとーさんの幼少期時代の症状・特徴についてお話していきます。
目次
発達障害の疑いがあると指摘された、夫の乳幼児期の症状・特徴は?
乳幼児期というのは、主に小学校入学以前の時期です。
(夫の小学生時代の症状・特徴については、こちらからドウゾ)
この未就学時代については、主に夫のお母様や親戚の方々の証言によるものですが、とにかく皆さん一様に仰っていたことは、
- 常にウロチョロしていて、とにかくじっとしていられない。
- よく癇癪を起こしていた。そしてその癇癪はすぐに治まらない。
- 好きなことに熱中しすぎる傾向がある。
夫の親戚の皆さん、見事に同じことを仰っていたので、つい苦笑いをしてしまうほどでした(笑)
この時代の夫のことは私もよく知らないですが、話を聞いているとその姿が容易に想像できてしまう所が、またなんというか、ねぇ……。
では、夫の証言も交えて順番に説明させて頂きます!
1. 常にウロチョロしていて、とにかくじっとしていられない
私たち夫婦が結婚式を挙げた晩、生まれた時から夫のことをよく知っている伯母さんが、
「あの頃のとーさんは、一生分ウロチョロしてたわよねぇ」
と、感慨深げに仰っていて、その言葉に夫のお母さんも他のおば様方もウンウンと皆さん頷いていたのが、とても印象的でした……^^;
そのくらい、とにかくウロチョロして落ち着きのない幼稚園時代だったそうです。
当時はまさに、「やんちゃで元気な子」というイメージぴったりの少年ですね。
興味があることにはすぐに飛びつき、親戚の伯母さんの家でも毎日走り回って騒がしかったそうです。
また、夫は生まれつき斜視だったために当時から眼科外来のある大きい病院にお世話になっていて、そこには電車でご両親と通っていたそうです。
お姑さん曰く、
「私一人では抑えられないから、必ずお父さんに一緒に来て貰っていたのよ。ほんのちょっとでも目を離すと、すぐに消えるから」
忍者ですか?
当時の話を現在の夫に聞いても、さすがによく覚えてはいないそうですが、なんとなくウロチョロしていた原因については説明できるそうです。夫に言わせると、
「ウロチョロしたいから。走り回りたいから」
……だけらしいです。
ここで、私からの当然の疑問です。
「……いやいやいや。なんで走り回りたいわけ?」
「『お腹空いたら何か食べたい』って思うのと同じだよ。ただ走り回りたいのに理由なんてないよ」
「……じゃあ、お母さんや幼稚園の先生に『ここから動かないでね』とか、『走ったら危ないからね』って注意されてるのにも関わらず、離れて走り回っちゃうのはどうして?」
「注意されてようがなんだろうが、その時走りたければ走る。それだけだよ」
……なんと、注意されてもウロチョロしてしまうことに、特に明確な理由がなかった……。
確かにそんな状態じゃ、お母さんが一人で夫を連れて電車に乗って病院に行くのは厳しかったでしょうね……。
2. よく癇癪を起こし、その癇癪はすぐに治まらない
これは夫も自分のことながら覚えていました。
漫画のように地団駄を踏んで、ひっくり返って金切り声で泣き叫んでいたそうです……(苦笑)
子どもだから、例えばお菓子を買って貰えないとかで駄々をこねて泣く、というのは誰にでもあるんでしょうけど、夫の場合その頻度が半端じゃなく、しかも些細なことでも癇癪を起こしていました。
夫自身が覚えているのは、車か電車に乗っていた時、母親と弟が外の風景を眺めながら
「あ、あれ凄いね~」
なんていう会話をしていて、自分もその風景が気になったけど、通り過ぎてしまいました。
それだけで、ギャン泣きで大騒ぎをしたそうです。
いや、ホントもうね……。当時のお母様の気持ちがよくわかるわ……。
風景が見たかった気持ちはわかるけど、それだけでそんな泣かなくても……って、大人なら誰でも思ってしまいますよね……。
しかし、夫にも言い分?があります。
当時、どうして頻繁に癇癪を起こしていたのか?と聞くと、
「悔しかったから」
だそうです。
上記の風景の例ですと、「母と弟が見ていた風景を自分だけ見られなかった」ことが、悔しくて仕方なかったそうで……。
これは他の状況でもほとんど当てはまるらしく、「○○ができなかったから悔しい」「○○に行けなかったから悔しい」「怒られたから悔しい」……
こういう気持ちから、癇癪を起こしてしまっていたそうです。
子どもなら上記のような気持ちからでも大泣きすることもありますが、夫の場合は一度癇癪を起こすと誰が何を言っても無駄で、そう簡単に治まりません。
これも夫に言わせると一応言い分があって、
「癇癪を起こして大泣きすることで、ストレス発散してたんだと思う」
……だそうです。
悔しかったり悲しかったりでストレスがかかったから、涙を流してストレス発散……科学的なことは私にはわかりませんが、よくよく考えれば、まだ子どもであれば泣くのを我慢するよりは、感情を思い切り表に出していた方が良いのかな(限度はあるけど)……と、前向きに捉えればいいのかしら?
なので、癇癪はそう簡単には治まらないけど、自分で気の済むまでギャン泣きをしたら逆にスッキリするそうで、ケロッと機嫌が治ったりもしていたそうです。なんなのこの不思議ちゃん……。
ただ、自宅など癇癪を起こしていて放置できる場所ならいいですが、お店や家の外などでは親はさすがに放置できません。
なので、お店などで夫が癇癪を起こしてしまった場合、お母さんに問答無用でぶっ飛ばされて店の外までひきずり出されていたそうです……。
いや、なんかもうね、それは仕方ないことだわ。
説得しようとしたところで話なんて全く聞いてないから時間の無駄だし、公共の場ならそこにいるだけでもはや迷惑ですしね。
そんな幼少期なので、夫が自分でも言っていましたけど当時は「年中泣いていた」そうで、その度に「お袋にぶっ飛ばされてた」記憶ばかりが残っているそうです(笑)
3. 好きなことに熱中しすぎる傾向がある
大人になった今でもよく見られる症状ですね。
幼稚園時代の夫は虫を中心とした生き物が大好きだったので、石ばかりひっくり返しては虫を見つけて喜んでいました。
幼稚園の園庭で遊ぶ時は、ほぼ石をひっくり返して終わっていたそうです。
飽きなかったの?と聞いても、
「飽きなかった」
と、即答でした。
また、当時から本を読むという行為が好きだったようで、家では絵本や図鑑ばかり読んでいたらしく、おかげで読書が現在の夫の趣味でもあります。
特に図鑑系の本は毎日のように熟読していたらしく、そのせいか生き物については今でも非常に詳しいです。
夏場に私が虫を発見して捕えて貰うと、必ずマジマジと観察して「○○虫かな~」と言いながら楽しそうに外に逃がしたりしています。(虫が苦手な私には理解できない……)
先日子どもらと動物園に行った時も、子どもよりも夫の方が楽しんでいたくらいでした。
「本を読んでいる時は大人しかった」
と、夫のお母さんも仰っています。
つまり、本を読んでいる時か、石をひっくり返している時は、その場にじっとしていられたようです(;´∀`)
まとめ
主に幼稚園時代の夫の特徴でしたが、要は、
生き物が大好きで常に落ち着きがなく癇癪を起こしては母親にぶっ飛ばされてた時代
だったってことですね☆
私らの子ども時代は「発達障害」なんて言葉も概念もなかった時代ですから、とにかく「元気でやんちゃ」な夫には、お母さんもだいぶ心配しながらも、言葉で優しく諭す余裕なんてないから、頭から叱り飛ばして大人しく?させるしかなかったよなぁ~と、当時のお母さんの苦労が偲ばれます。(夫はあくまで”疑い”ですが……)
しかも、いくら言葉で注意したところで一切治らないですからね。同じことを何度も何度も何度も注意してもまた同じことを繰り返していれば、親だって腹が立ちますよ。
当時、「発達障害」なんて言葉がなかった時代だからこそ、相手が子どもとはいえ頭ごなしに叱ってしまう親御さんの気持ちがよくわかります……。
もちろん、子どもだった夫がダメだったというわけではないですけどね。
ちなみに夫の場合、言葉の遅れなどは特になかったそうです。
赤ちゃんの頃も夜泣きはほとんどなかったと、夫のお母さんは仰っていました。
夫とは関係ないですが、私の甥っ子は小学生になってからADHDと診断を受けています。
甥っ子の場合は赤ちゃんの頃は夜泣きがとにかく激しく、昼間も寝ぐずりが酷かったので、当時、姉は全く眠れていなくて夜叉のようになっていました……。
言葉も他の子に比べて遅かったです。
夫は明確に発達障害と診断を受けたわけではないですが、甥っ子の特徴も踏まえると、人それぞれ症状・特徴の出方が違うのでしょうね。
(3歳で発達障害と診断された我が家の長女の症状・特徴は、こちらからドウゾ)
…と、いうわけで、発達障害の疑いがある夫の乳幼児期の症状・特徴3選でした!
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