こんにちは、あーさんです。
前回の記事の続きのような内容になってしまいますが、今回はちょっと重い?話です。
(前回の、何度もやらかす夫に反省させる方法の記事は、こちらからどうぞ)
やんわり言ってもきつめに注意しても本気で怒鳴っても妻なりに工夫した言い方にしても発達障害夫は何も変わらず、何年どころか十年、数十年単位で常に夫にイライラ・我慢の連続、いい加減発達障害夫には愛想尽きたし、そろそろ反撃を食らわしたいわぁ~と、お考えの奥様方向けのお話になります。
目次
妻が努力しても発達障害夫が変わらない理由
まずお話は原点に戻りますが、あなたの旦那様が本当に発達障害(アスペルガー・疑惑含む)だった場合、妻の私たちは、それなりの対応に迫られます。
夫の特徴を把握し、夫に自覚を促し、一緒に改善方法を考えます。
(夫が発達障害かもしれない…と思ったら、まずこれらを確認してみる!)
(夫に発達障害・アスペルガーだと自覚させる!)
(アスペ夫に自身の特性改善を促す!)
もし、上記のように妻がどんなに理解・努力しても、発達障害夫が全く変わってくれない場合、その理由として考えられるのが、
妻にめちゃくちゃ甘えている
と、いうことです。
聞こえはとても良いですが、要はこれ、
嫁は(最終的には)許してくれるから、頑張らなくても(そのままでも)いいよねっ☆
と、内心では思っているわけですね。
喧嘩の後、妻側は時間と共に怒りの感情を表に出さなくなるだけで別に許しているわけではないですが、そのまま放置してしまうと夫は勝手に勘違いします。
これ、定型発達の男性でもあるあるなパターンかもですが、家族に依存しやすい発達障害の特性をお持ちの夫ならば、尚更こういった思考になりがちです。
だってお前、俺に惚れてるじゃん?
いくら妻が発達障害夫の特性を理解して相応の対応をしても、本気で怒って怒鳴りつけても、夫がその特性を直さない(直す努力をしてくれない)のは、
「嫁が自分に惚れぬいている」
「嫁が俺と離婚するわけがない」
という、根拠のない自信があるからなんですが、夫にこんな無駄無駄無駄無駄な自信を持たせてしまったのは、奥様方の対応が緩かったことにも若干の原因があります。
これまで、夫が何かよっぽどの大きなことをやらかした時、結果的になんだかんだ有耶無耶に終わらせていませんか?
その場では怒鳴り散らして怒り狂っても、数日~数ヶ月すれば元の夫婦関係に戻ってはいませんか?
この緩い対応が、夫には、
「よっぽどのことをしても嫁は許してくれるから、我慢もしないし嫁が嫌がる特性を直さ(せ)なくてもいっか☆」
だっていつもの嫁ちゃんに戻ったもんね?
と、思わせてしまうのです。
この、結婚した配偶者が心底嫌がっている特性を直さないというのは、
「お前が許してくれるから、お前のために頑張らない」
という意味でもあるのです。
本気で夫にわからせたいなら、離婚が一番効果的
嫁は自分に惚れていると思い込んでいる夫を黙らせる猛省させるには、
ガチで離婚する
ことが一番効果的です。
これはもう、凄まじく夫に突き刺さります。
「今回はマジで許してくれなかったんだ…」
と、その時になって初めて、妻の本気の怒りを理解できるのです。
(参考までに! 頑張った妻が夫に見切りをつけるのは、決して悪いことではありません!)
家庭内別居ではあまり意味がないですね。
「どうせ最後は許してくれるんでしょ?」
と思うだけで、何の反省にも繋がりません。
よっぽどのことをすれば見限られる!という危機感を持たせる
とはいえ、「離婚まではちょっと…」と考えている奥様方もいらっしゃるのでは?
ガチに離婚しなくても、
夫に危機感を持たせることで、大きな失敗の予防をする
ということは可能です。
我が家の場合ですが、夫は過去に数回、大きなことをやらかしています。
その内の一回は、初めてブログで公表しますが、暴力です。
普段から筋トレで体を鍛え、男友達の間では一番ムキムキ体質のマッチョで有名だった夫に、口喧嘩の最中に茶碗を投げつけられ、その後三発、本気で頭部と腕を殴られました。
(顔面狙ってきたけど、私が類稀な運動神経で咄嗟に避けた)
ね、クズ夫でしょ?(笑)
そんなこともあり、次にそんなことをやらかした時、私は本気で離婚すると夫に宣言しています。
言い訳無用じゃクズが…(怒)
上記で申し上げている「緩い対応」と言われても仕方ないですが、夫の暴力をその時は離婚せずに結果的に許してしまったとはいえ、私の性格上、次がないことは夫も重々承知しています。
夫曰く、今度大きく何かしらやらかした時、嫁に本気で見限られると思っているから、常に努力しないといけないと思っているのだそうです。
また、夫本人が努力して自分の困った特性を少しでも軽減することで、嫁が自分を認めて褒めてくれると思うと、それをモチベーションにして頑張れるとも言っています。
要は、常に崖っぷちにいる感じですかね(笑)
しかし、そういった危機感が常に夫の中にあるからなのか、現時点では、あれ以来暴力を振るうような素振りは、一切見せていません。
仕事も忙しいのに育児はもちろん家事も積極的に手伝ってくれているし、見かけは良い夫になっています。
おかげ様で、今の所は仲良く夫婦やってます。
「次」がないと危機感を持たせることは、夫の中で自分を変える良いきっかけにもなり得る
のです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
発達障害夫に100%中の100%の反撃を兼ねた猛烈な反省を促したいならば、
- ガチで離婚する
ことが、一番効果的です。
これ以上ないくらい、夫の心身を突き刺せます。
離婚までは考えていないならば、
- 次がないと夫に危機感を持たせる
ことで、大きなやらかしを防ぐ予防にもなります。
とはいえ、「離婚するする詐欺」だと全く意味ないので、発達障害夫との行く末は、奥様方も真剣に考えてから、高らかと宣言するようにしましょう。
(参考までに! 発達障害夫の全てを受け入れなきゃ!という先入観年は捨てて良しです)
……と、いうわけで、発達障害夫に反省を促す、本当に本当に一番刺さる効果的な方法は、離婚です でした!
コメント
読んでいてたいへん勇気づけられました。
ほかにもアスペルガーのパートナー(カサンドラ症候群当事者の場合が多かったです)の方のブログを読みましたが、
皆さん最終的に別居や離婚調停に至っていたので、読めば読むほど「こんなに頑張っても結局だめなのか……」と途方に暮れる自分がいたのですが、
今なお旦那さまと対峙していらっしゃる方の声のなんと励まされること。
ブログ、参考にさせていただきます……!
らみこ様、コメントありがとうございます!
我が家の場合は、夫が自覚をしてくれて努力してくれていることが、何より夫婦としてなんとかやっていけてる一番の要因ではありますが、とても有難いコメントに私の方が勇気づけられました…!自分だけじゃない、と思えると、とても心強いです。
これから先は私たち夫婦もどうなるかわかりませんが(苦笑)、ストレス溜めずに一緒に頑張っていきましょう!