こんにちは、あーさんです。
空気が読めないと言われているアスペルガー症候群ですが、その疑惑が濃厚な我が夫も、非常に空気が読めない時があり、更に失言を繰り出す時もあります。
本日は、失言が多いタイプの発達障害夫に対し、妻ができる注意の仕方を解説していきます。
目次
失言が多い発達障害夫への注意の仕方
相手の気持ちを推し量るのが苦手なために、見たまま相手の外見の特徴を言ってしまったり、その場にふさわしくない不適切な発言をしてしまったりする、発達障害。
これは、ADHDでも、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)でも有り得ることです。
もしあなたの旦那様が失言が極端に多く、配偶者として非常に困っていると言うならば、旦那様のそもそもの性格や発達障害のタイプによって対応の仕方が変わってくるので、旦那様のタイプをよく見極めることから始めてみましょう。
我が家の夫は、パッと見は温和に見える普通のオッサンです。(過去に殴られたことあるけどな)
ADHD要素が強い夫には
例えば、太っている人に対して
「あんた凄いデブだね」
と言ったら、太っていることを売りにしている芸能人や職業の方(力士さんとか)でない限り、とても不快な発言になると思われます。(芸能人や力士さんでも不愉快でしょうけど)
ADHDは相手の顔色を読むことができないわけではないけど、咄嗟に空気の読めない発言をしてしまい、相手を怒らせたり場を凍らせてしまうことがあります。
これは、特性でもある衝動性のために、思ったことがそのまま口に出るからです。
もしくは、一点集中している時に気持ちの切り替えができず、その場にふさわしくない発言をしてしまったり、というパターンもあります。
あなたの旦那様がADHD要素の強い特性ならば、失言の後、相手が怒ったり明らかに場の空気が変わっていれば、
第三者に指摘されなくても自分の失言に気付ける場合が多い
です。
相手の気持ちが推し量れないわけではないので、発言の直後に相手の表情を見て、
怒ってますよね!?
と、すぐに気付けるかもしれません。
もし、周囲が全く見えない特性が強すぎる方などで、万が一その場では自分の失言に全く気付けなくても、奥様や第三者から、
「あの発言は相手に失礼だよ」
と指摘されれば、
確かに失礼だった!! そりゃ嫌だよね!!
と、その時になって初めて相手の気持ちが理解できて、自分の失言に気付けます。
あくまで、
- 衝動性
- 気持ちの切り替えができていない
- 一点集中で周囲が全く見えていない
ことが原因の失言であり、よほどそれぞれの特性が濃すぎない限り、一度落ち着いて冷静になって考えれば、相手の気持ちにも共感し、ご自身の失言に気付ける方がほとんどでしょう。
なので、このようなADHD要素の強い旦那様をお持ちの奥様方は、
「さっきの発言は相手にとても失礼だよ。逆の立場になって、あなただって言われたら嫌でしょう?」
と、普通に指摘すればOKです。
ほとんどのADHD旦那様は、すんなり理解してくれます。
アスペルガー症候群の要素が強い夫には
単なるADHDとは違い、アスペルガーだと、相手の表情や顔色から気持ちを推し量ることがとても難しくなります。
なので、失言のせいで相手が怒っても場の空気が凍っても、なぜそうなったか本気で意味がわからず、むしろ、
「事実を言っているだけなのに」
と本気で思っている方もいらっしゃるでしょう。
こんなアスペ夫に、正攻法で指摘したところで、
本当のことを言って何が悪いわけ?
と、逆切れをかましてきます。
「逆の立場になって考えて」
と言うのも無駄です。
上の記事にも書きましたが、アスペルガーの方は逆の立場になって考えることが非常に苦手です。
「俺は太ってないからデブとは言われない」
(太っていたとして)「俺は言われても(事実だから)気にしない」
(太っていたとして)「俺はあいつほど太っていない!!」
など(最後のが一番腹立つ逆切れパターン)、とにかく自分基準の理論を振りかざしてきます。
こんなアスペ夫には、奥様もとにかく理論的に説明する必要があります。
「デブと言われたら嫌な気持ちになる人の方が圧倒的に多いから、〇〇さんにデブと口で言うのは、絶対に止めて」
と、冷静に注意をしましょう。
奥様も怒って注意すると、アスペ夫はパニックになるか逆切れしてくる可能性が高いです。
夫が他人様に失礼な物言いをして怒りたくなる気持ちはわかりますが、その怒りはあとで他に大いにぶつけるとして、注意をする時だけは落ち着いて説明しましょう。
アスペ夫にキレたくなる時なんて、まだまだ他にもたくさんありますからね。
夫のアスペルガーの度合いにもよりますが、もう少し説明を省いても理解できる旦那様ならば、ここまで細かく言わなくても大丈夫です。
それこそ、上記のADHD夫のような正攻法でも通じる旦那様もいらっしゃるでしょう。
しかし、アスペルガー要素が超色濃く出ている旦那様ならば、ここまで言わないと理解できません。
何でどうして俺が悪いの?
と、悪気無く、本気で意味がわかっていません。
「相手が嫌な気持ちになるから」
と言い切ってしまえば、
と、なぜか無駄に怒り出す方もいらっしゃるでしょうし、
「口で言うのは止めて」
と最後まで言わないと、
と、口で言うのを止めない方もいらっしゃいます。
私たちからしたら、
「なぜここまで説明しないとわからないんだ…」
というくらいまで細かく理論的に説明することで、ようやくアスペ夫は
「言ってはいけないこと」が理解できるかも
しれないのです。
(アスペルガーの方の物の感じ方は独特なので、あくまで、できる「かも」です。また、理解ができたからと言って、決して相手の気持ちに共感したわけではありません)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
単なるADHDが原因で失言が多い夫には、
- 基本は一般的な注意でOK
- その場ではわからなくても、一度落ち着いて考えれば理解できる
これに対し、失言が多いアスペルガー夫には、
- 細かく、
- 理論的に、
- 怒らず冷静に
注意をすることが、奥様方の必須事項となります。
発達障害はADHDとアスペルガーの併合タイプも珍しくないので、旦那様のタイプや元々の性格も考えて、奥様方も夫への注意の仕方を変えてなんとか教育していきましょう。
(参考までに! 「こういう人だから…」でアスペ夫を許す必要はありませんからね!)
また、ご自分の特性を自覚しているアスペ旦那様ならば、相手の顔色は読めなくても、経験で失言を避けることは可能です。
一度はどうしても必ず失敗しますが、相手を少しでも不快な気持ちにさせないよう、繰り返さないことは大事です。
この時、産後の妻の容姿をけなすと妻がキレることを初めて知った夫。
我が夫も、「言ってはいけないこと」をその都度怒られ学習して、普段は経験則から二度目の失言はないよう、心掛けています。
…というわけで、夫が発達障害だった時の対処法 失言を繰り返す夫に、妻はどのように注意するべきか でした!
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