できないことが多い発達障害、それはなぜなのか? 当事者の夫にその理由を聞いてみた

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こんにちは、あーさんです。

 

できないことが多いと言われている、発達障害。

その原因は「先天性の脳機能の構造である」と頭ではわかっていますが、私のような素人からすれば、

「なんのこっちゃ?」

な難しい説明です。

 

そこで今回は、なぜ発達達障害の人間は「できない」ことが多いのかを、アスペルガー症候群の疑惑が濃厚な当事者の夫や、ADHD診断済の中学生の我が甥っ子に、詳しく聞いてきました。

 

目次

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なぜ「できない」のか?

アスペルガー疑惑が濃厚の我が夫やADHDの甥っ子もそうですが、いくら注意してもどうしたってできないことは多いです。

おそらく発達障害の特性が原因なので、これはもう諦めるしかありません。

 

できないものはできないのです。

 

もちろん、逆切れしてきたら潰してしまえこちらも相応の態度に出てOK。

 

(参考までに! できないものはできないから、「できる」ように方法論で考える!)

発達障害夫に対して、できない事はできないと諦めるしかない? 結果よりも方法論で考えよう
幾度となく繰り返される発達障害夫の悪癖は、最初から治らないと諦めた方が早い時もある! 結果だけを見るとただ「できなかった」で終わるだけなので、「できないから、できるためにどうすればいいか」という方法論で、夫の悪癖を改善させよう!

 

では、そもそもなぜ「できない」のか?

 

発達障害だから仕方ないことだと言われればそれまでかもしれませんが、私たちからすれば単に「やればいいだけ」の話なので、どうしても納得できない点もあるのが、私の本音でもあります。

なぜ彼らは、「やらない」ではなく、「できない」のでしょうか?

 

頭ではわかっているけど、ストレスが凄まじくて「できない」

以前こちらの記事で申し上げた通り、

我慢&ストレス耐性0な発達障害の方が、ストレスを感じてもやらないといけない時の対処法
行動ひとつ起こすだけでストレスを多大に感じやすい発達障害の方でも、それを乗り越えてやらなきゃいけない時はある! そんな頑張らなきゃいけない時の、当事者ができる対処法をお伝えしていきます。

 

発達障害の方は、定型発達の人間からしたら「ちょっとした我慢」でしかないことでも、凄まじいストレスを感じます。

大人でも子どもでも、

 

「掃除をしないと、家が汚くなる」
「勉強しないと、試験で点数が取れない」

 

と、やらなくてはいけないことは頭ではわかっているものの、それをやるには

 

凄まじい精神的苦痛を伴うので、どうしても「できない」

 

のです。

 

だからこそ、掃除をせずに違うことをしていたり、勉強せずに漫画読んでいたりと、自然と「やらない」方向へ流れます。

 

傍から見れば、単なる先延ばしですね。

 

ADHDの症状が強い方は注意力が散漫なために、他のことにすぐに気を取られて本来やるべきことを忘れてしまいがちですし、アスペルガーの症状が強い方も「やろうとする」ことに絶大なストレスを感じてしまうのです。

 

妻から見ればこんな姿なので、絶大なストレスがかかっているようには見えませんが…。

 

(参考までに! 家事をやらない発達障害夫は、この先延ばし癖が身に染みついています)

ADHD夫の心理から探る「できない」「やらない」の見極め方法! 家事編
家事が「できない」方も多い、ADHD・アスペルガー症候群。そんな彼らの頭の中では、こんなことが考えられていた!? 当事者の心理状態を把握することで、家事の「できない」と「やらない」の見極め方・対処法を探ってみました。
アスペルガー夫の心理から探る「できない」「やらない」の見極め方法! 家事編
家事が「できない」方も多い、ADHD・アスペルガー症候群。そんな彼らの頭の中では、こんなことが考えられていた!? 当事者のアスペルガーの方の心理状態を把握することで、家事の「できない」と「やらない」の見極め方・対処法を探ってみました。

 

ADHD特有の衝動性のために盗み食いが止まらない夫の場合も、これに当てはまりますね。

 

頭では食べてはいけないとわかっているものの、

食べないよう我慢することが凄まじい精神的苦痛に繋がるので、

衝動的に結局は食べてしまう……という流れです。

 

その行為が必要だと思っていないから、「できない」

例えば、外出先から帰って来た時に、手を洗わない夫の場合。
(我が夫もこういった傾向があるので、おそらくアスペルガー症候群の特徴なのでしょうか?)

子どももいて風邪予防のために手を洗ってと何度も言っているのに全く手を洗わない夫は、手を洗うという行為を必要だと思っていません。

 

価値観的にやらなきゃいけないと思っていない

 

のです。

つまり、妻からすれば、

 

「なんで手を洗わないわけ?(怒)」

 

なんですが、夫からすると、

 

「なんで洗わないといけないの?(怒)」

 

という認識のため、二人の間に喧嘩の火種が生じるのです。

当の本人が必要な行為だと思っていないために、いくら家族から注意されても、「やらない」わけですね。

この場合、夫自身が

 

「帰宅したら手を洗うことが絶対に必要である」

 

と認識=価値観が改まると、自ら手を洗うようになります。

 

ただ、その価値観を改めさせるという行為も、妻からしたらめちゃくちゃ骨の折れる行動です。(他人の価値観を変えるなんて、そう簡単にできることではないですからね)

我が家の場合、手洗いを怠った夫が子供から見事に手足口病をうつされ(しかも重症化した(笑))、自分自身が物凄い苦痛を味わって以来、こちらが何も言わずとも手洗いうがいをするようになりました。

やはり、アスペルガー症候群等の発達障害傾向がある夫には、

 

体で覚えさせる

 

ことが一番手っ取り早いのかもしれません。(語弊はありますが)

 

(参考までに! 夫に反省して貰うならば信賞必罰で!)

何度注意しても人を怒らせる行為を繰り返す発達障害夫! 反省させる方法はある?
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まとめ

いかがでしたでしょうか。

できないことが多い発達障害の理由、それをわかりやすく説明すると、

 

  • 頭ではわかっているけど、ストレスが凄まじくて「できない」
  • その行為が必要だと思っていないから「できない」

 

ということでした。

中学生の我が甥っ子も、

「頭では試験勉強をしなきゃいけないとわかってはいるんだけど、ついゲームをしてしまう…」

と言っていて、大人のように上手に説明はできませんでしたが、要は注意力が散漫な特徴に加え、更に「勉強」という行為が彼にとって凄まじいストレスなんでしょうね。

親からすれば、「高校行くために勉強せえや!」なんですけどね…。

 

……と、いうわけで、できないことが多い発達障害、それはなぜなのか? 当事者の夫にその理由を聞いてみた でした!

 

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