こんにちは、あーさんです。
発達障害(ASD=自閉症スペクトラム)と診断されている、とにかく言葉が遅い我が家の3歳長女。
そんな言葉が遅い発達障害児への言葉の促し方を解説していきます!
とにかく、「そうだよねぇ」と同意する
これは主治医の先生から教わったことなのですが…。
言葉が遅い子には是非実践してみてください!
ひとつの単語しか出ない子でも、二語文なら出る子でも、親はとにかく、
「そうだよねぇ」と同意する
ことから始めましょう。
このように子どもが何か主張していれば、
と、「ねぇ」を強調して子どもの言葉をしっかりと受け止めてあげます。
この時、否定も訂正もしないように!
子どもが言葉の使い方など間違っていたら訂正したいところですが、ここはグッと我慢。
とにかく、自由に喋らせてあげることが大事です。
更に一言、言葉を添える
「わんわんだねぇ」
と親が返事をするなら、この時更に、
「大きいわんわんだね」
とか、
「黒いわんわんだね」
とか、
もう一言、言葉を添えて返事をするようにしましょう。
特に我が家の長女は、
「長いー短い」
「大きいー小さい」
「冷たいー熱い」
といった概念がまだ正しく理解できていないので、こういった形容詞を自然と付け加えることによって、上手に言葉の概念を伝えていきます。
(参考までに! 他にも、発達障害の子にはとにかく「褒める」ことを心掛ける!)
運動して身体機能も発達させる
子どもの話す単語を受け入れつつ、自由に喋らせてあげる。
これを基本としながら、体も使ってたくさん遊んであげると、身体機能の発達に繋がり、発語も促されます。
長女はおんぶやお馬さんごっこが好きです…。(体を動かせ)
このご時世だと親御さんは大変かもしれませんが、休みの日は空いてる公園を狙って、体を思い切り使って遊ばせてあげると良いですね。
我が家は体を使って遊ぶのは、専ら夫の担当です。
夫がいなくても、雨の日でも室内で遊べるジャングルジムのおかげなのか、現時点での長女の運動能力は問題ありません。
我が家の長女は、3歳半を過ぎてようやく3語文
長女の場合、満2歳で「わんわん」くらいの簡単な単語のみ、満3歳で「わんわん いた」くらいの二語文程度の発達でした。
(参考までに! 自閉症スペクトラムと診断された3歳長女の症状は、こちらから)
それが、上記のような親の接し方・話し方を特に気をつけて長女と話すようにしていたら、3歳半でようやく3語文が出てくるようになってきました!
告げ口は一丁前になってきました(笑)
初めてちゃんとした3語文を長女の口から聞けた時は、思わず「喋った!?」と未知なる生命体と遭遇した気分でした(笑)
他にも、
「ご飯おかわりちょうだい」
とか、
「毛布こっちにあるよ」
とか、日々3語文が出てくるようになってきていて、本当にちょっとずつちょっとずつですが、言葉が増えてきました。
もちろん、長男の時や周囲の同級生の子たちと比べたら、全然喋れてないですけどね。
それでも、半年前まで二語文しか話せず会話も成立していなかった子が、少しずつでもここまで成長できて、親としてはとても感動でした。
些細なことかもしれないけど、とても嬉しいし、安心もする…。
満4歳までに3語文が出ればOK
長女は本来ならば言語療育もする予定でしたが、3歳半を過ぎて3語文が出るようになったと先生にお話したら、
「じゃあ、療育はしなくていいかな」
ということに落ち着きました。
満4歳までに3語文が出れば、小学校入学までには言葉は追いつくことが多い
という理由からです。
もちろん、これから言葉が全く発達しなかったり、他にも身体機能がちょっと遅れていたりしたら再度療育の検討をしますが、現時点では様子見ということになりました。
次の診察まで、私たち親が言葉掛けに気をつけながら、長女を見守っていきたいと思います。
(長女への接し方を気を付け始めてから4ヶ月ほど経った現在は、会話らしきものもできるようになってきました!)
(…が、3歳8ヶ月で行った知能検査の結果で、言語療育が決定しました)
(数ヶ月は言葉の成長は停滞していましたが、4歳になる前にようやく3語文が定着してきました)
まとめ
言葉が遅い発達障害児への接し方として、
- 子の言葉には「そうだよねぇ」と全て同意する
- 否定や訂正は一切せずに自由に喋らせる
- 体を使って遊ばせ、身体機能の発達も促す
これらが、親ができる言葉がけ・接し方の基本となります。
間違った言葉を使っていると訂正したくなりますが、今は放置でOKです。
我が家の長女も、長男の真似をして「おぇも、おぇも~!(俺も、俺も)」などと言っていたりしますが、我慢して放置しています!
…というわけで、子が発達障害だった時の対処法 言葉が遅い子には「そうだね」と同意することから始める! でした!
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