発達障害疑惑のある夫の小学生時代の症状・特徴の具体例5選

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こんにちは、あーさんです。

 

前回は夫・とーさんの乳幼児期(小学校入学前)の症状・特徴について説明させて頂きました。

それに引き続き、今回は小学校時代の症状・特徴についてお話していきます。

 

(参考までに! 夫の乳幼児期の症状については、こちらからどうぞ)

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(自閉症スペクトラムと診断された我が家の3歳長女の症状については、こちらからどうぞ)

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ちなみに、妻である私・あーさんとーさんは幼稚園から中学校までずっと同じでしたが、12年間クラスが一回も同じになったことがないという、ある意味奇跡的な同級生です(笑)

なので、当時は全く仲良くないし会話したこともほぼなかったのですが、12年も同級生をやっているのでお互いに名前は知っていて「そんな奴もいるな」くらいの認識でした。

とーさんは小学生の頃から少し変わった少年で有名だったので、そういう意味では私も夫を「変人」だということは知っていました。

そんな変人とーさんの、小学生時代のお話です。

 

目次

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発達障害の疑いがあると指摘された、夫の小学生時代の症状・特徴は?

小学生時代になりましたが、夫はこの頃の記憶はほとんど覚えていないと言います。

しかし、僅かな記憶からの夫の証言や、夫のお母さんの証言によりますと、

 

  1. 授業中でも気になることがあれば勝手に席を立って歩き回る。
  2. この頃から物をやたらこぼす等の不注意さが際立っている。
  3. 好きな教科はすすんで勉強したが、それ以外はほぼやる気ゼロ。
  4. 友達との喧嘩はしょっちゅうだった。
  5. 思春期を境に本格的に読書に目覚め、以降、多動がかなり落ち着く。

 

……このくらいでしょうか。

前回も申し上げましたが、私の甥っ子はADHDの診断を受けています。

その際に姉が病院から貰ってきた発達障害の説明が書いてあったパンフレットに、ほぼ上記の夫の症状が当てはまり、「やはりかッ!!」と仰け反り気味に天を仰いだ覚えがあります……(笑)

では恒例ですが、順番に説明させて頂きます!

 

1. 授業中でも気になることがあれば勝手に席を立って歩き回る

ADHDの代表的な症状ですね。

夫も、少しでも気になることがあると、授業中でも関係なしに席を立っていたそうです。

廊下側の席なのに、サイレンの音が聞こえてきたからといって窓側までダッシュしていたそうで……。

 

「授業中だよね? 立ったらダメだってわかってるんだよね?」

 

と夫に聞けば、

 

「だってそのサイレンの音がどこから聞こえてくるか気になるでしょ?」

 

 

 

「(無視)だったらその時にすぐ確認しなきゃ音の出所がわからないじゃん!」

 

 

 

 

「つーか、授業中が立ち歩いたらいけない時間ってのが、よくわかってなかったわ」

 

 

 

そこからだったの?

 

 

……つまり、幼稚園時代の時と一緒ね?

 

 

って、ことですね?

 

気になるものがあれば、授業中だろうが何だろうが関係ねぇ。

俺が歩きたいから歩き回るんだと、そういうことね……?

 

……なるほど、授業中に立ち歩いていたのは低学年時だったらしいので、幼稚園時代の理論の延長で、問答無用でウロチョロしてたわけですね。

よくよく考えれば納得できちゃうかもしれない……。

夫自身は、ウロチョロ期間は低学年時が主だったので担任の先生に怒られたかまでは覚えていないと言っていますが、まぁ、多分(というか絶対)注意はされてましたよね!

 

2. 物をやたらこぼす等の不注意さが際立っている

以前「大人の発達障害の症状」の中で説明させて頂いた、「ドジっ子を超える不注意さ」は、小学生時代から際立ち始めたようです。

大人の発達障害の症状は? 妻目線から見た夫の症状・特徴 具体例10選 前編
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まるでデジャヴなんですが、小学生の時、夫はかなりの頻度で、朝ご飯に出てくるお味噌汁のお椀、もしくは牛乳の入ったコップをこぼしていたそうです。

日本の食卓って、ご飯が左側、おつゆが右側じゃないですか。

お母さんがそのようにテーブルに用意しておくと、右利きの夫は高い確率で味噌汁のお椀をこぼして、その度にお母さんに怒られていたとか……。

 

 

 

 

お義母さん、その気持ちわかります……(´;ω;`)

 

 

本当に、毎日毎日同じことを注意しても、なぜか全く治らないんですよね……。

「同じパターンなんだから注意すればこぼさないだろッ!!」って思うんですけど、なぜか毎回こぼされるというね……。

しかも朝の忙しい時間帯ですからね、お母さんだって毎朝毎朝何かしら子どもがこぼしてたら、そりゃあ怒鳴りたくもなりますよ。

で、夫の言い分は、やはり同じです。

 

「なぜかこぼしちゃう」

 

 

 

「いや~……しかしお母さんも大変だったでしょうなぁ~毎回怒るのもしんどいもんだしさ~」←(夫のお母さんの気持ちが痛いほどにわかるので、お母さん側の気持ちを代弁してみる)

 

 

「ハァ?(←イラっとしてる)お袋は怒りすぎなんだよ。そんなに怒らなくてもいいじゃんって今でも思う」

 

 

……。

 

……。

 

……。

 

……いやいやいやいや、ほぼ毎回だからな?

わざとじゃなければミスは毎回許されるべきと?

こっちだって怒りたくて怒ってるんじゃないんですけど?

 

 

……。

 

……。

 

……。

 

……おっといけない。

思わず本音が出ちゃいました☆

だけど、この本音は夫にはたまにしか言いません。

気分によってたまに盛大に本音が勝手に口から零れ出ると、あからさまに夫がシュンとなってしまうので……^^;

 

 

しかし、この不注意さは(私が短気なので余計に)お互い辛いところだよなぁ~と、本気で思います。

 

それと、夫は忘れ物はそこまで酷くなかったそうです。

ただ、10個あったら1つか2つは忘れる、みたいな、ケアレスミスが多かったようです。今と変わらない、安定の不注意さ……。

また、日々の宿題は「お袋がうるさかった」からなんとかやっていましたが、夏休みの宿題は「やったことがない」と偉そうにほざいておりました。

 

「宿題がそこまで重要なものだとは考えていなかった。つーか、やるべきって誰が決めたの?」

 

と、謎の理論をぶちかまされた時は、駄目だこいつ……早くなんとかしないと……と、本気で思いました。

 

3. 好きな教科はすすんで勉強したが、それ以外はほぼやる気ゼロ

当時の夫の得意科目は、理科と社会でした。

その科目の時だけは真面目に先生の話を聞いていたと言います。

それ以外の科目の時は「興味ないから」という理由で、教科書に隠して小説を読んでいたらしいです……。クソ生徒じゃねーか。

本来ならば、先生も注意して授業に集中させるべきなんですが、3,4年生時の担任は夫が小説を読んでくれていた方が教室が静かだったため、あえて放置されていたそうです……。

 

無駄な鋼メンタルは小学生時代からだった模様。

 

5年生になったら担任が変わり、その時の先生に怒られて(当然だ)本を没収されてしまったので、以来、授業中に本を読むことは止めたようです。

ただ、本を読むのを止めたのはいいけど、興味のない授業は完全に聞き流していたらしいですが。

 

(参考までに! 発達障害夫は実害が無いと反省しにくいです。上記のように、「教師に本を没収された」という実害があったからこそ、当時の夫は授業中に本を読むのを止められましたが、大人になってからもその原理は同じです!)

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4. 友達との喧嘩はしょっちゅうだった

会話の裏側の意味や行間を読むこと、また相手の顔色を読むことが苦手な夫。

大人になった今は経験則から言葉の裏の意味を察知していますが、それでも不用意な発言をして他人(主に私)に不愉快な思いをさせることも多々あります。

子ども時代はそういった経験が全くないため、友達同士での喧嘩が多かったそうです。

 

相手からちょっかいを出されてムカついたからとりあえず殴る。
こちらから不用意な発言をして相手を怒らせ、それに逆ギレして殴る。

 

 

暴力、ダメ。絶対!!

 

 

カッとなってすぐに手を出してしまうのは良くないですよねー……。

しかもこの悪癖、つい最近まで普通にありましたからね。

妻だからはっきり言いますが、夫のこの点だけは本気でダメだと思っています。

 

また、これは喧嘩とは違いますが、友達にちょっかいをかけることも多くて(席が前後になった時に後ろからしつこく突いたり、言葉でからかったり)、結果、友達を怒らせたりしたことも多かったようです。

 

今と全く同じ、相手が本気で怒り出すまで相手が怒っていることに気付かずに、延々からかい続けるというアレですよ!

 

(参考までに! 大人になっても相手の表情や話ぶりから真意を読み取れないのは、アスペルガー疑惑のある夫の特徴のひとつです!)

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(妻が夫にイライラしている特徴のひとつでもあります)

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中学生になってからも、からかい過ぎて好きな女の子を泣かす、という典型的なことまでやらかしているアホアホ男子でした。

泣かしてからやり過ぎたことに気付いても遅いんだけどね……しかもその好きだった女の子、今は私の大事なお友達だよ!

 

更に小学生当時は、前の席のクラスメイトにちょっかいをかけすぎて、担任から強制的に一番前の席に移動させられたりもあったとか。

どんだけやらかしてたんだよ……。

だけど神経がもはやない夫は、担任が目の前でも余裕で教科書に隠して小説を読んでいたというね……。

 

5. 思春期を境に本格的に読書に目覚め、以降、多動がかなり落ち着く

ちょうど3,4年生の頃です。

ご両親が漫画の三国志を買ってくれて、アホみたいにハマってずーーっと読んでいたそうです。

それ以外にも色々小説も読むようになって、元々本を読むのが好きだったのが、ここで完全に読書に目覚めました。

すると、ピタリと授業中に席を立って歩き回るというのがなくなったと言います。
(授業中に本を読んでいただけかもしれないですが……)

 

5年生以降になると思春期ということもあったのか、更に落ち着き始めます。

それまでは親戚の家で走り回ることしかしていなかった夫が、暴れる年下の従兄弟たちに踏んづけられてもずっと本に集中しているような、文学少年(笑)になりました。

 

(参考までに! 大人になった今も好きなことに対する集中力は凄いし、好きな分野については非常に博識です)

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発達障害と診断された知人のお子さんも、思春期を境に多動と衝動性はかなり落ち着いたと聞いています。

そのお子さんは暴力性が強くてクラスメイトに怪我をさせてしまうことも多々あったそうですが、思春期以降はそういった暴力行為もピタリと治まったそうです。

思春期は体も心も大人になり始める時期……なぜ思春期を境に多動や衝動性がある程度治まったのか……私には全くわかりません^^;

 

まとめ

夫の場合、小学生の低学年時は幼稚園の頃と変わらず落ち着きがなく、高学年になるとかなり動きが落ち着き始めました。

小学生時代全体を通して共通しているのは、不注意が目立つのと喧嘩っ早いところでしょうか。

それでも、本人に言わせればそこそこ楽しく学校に行っていたようです。

大好きな本ばかり読んでいたとはいえ、友達もちゃんといて遊んだりもしていました。

 

ただ、上記にもあるように、授業中に立ち歩く、こっそり小説を読んでる、喧嘩がしょっちゅう……夫はそんな小学生生活でしたので、先生方からすれば必然的に「問題児」になり、保護者会があると、お母さんは必ず個別に担任から呼び出され、その度に何かしら注意されていたそうです。

夫は大人になってからその事実を初めて知ったようで、お母さんからその話を聞いた時は驚いていました。

小学生時代も、母親から年中ぶっ飛ばされていたという記憶が強い夫(実際そうだったらしいけど)も、その時はお母さんに対して困ったように笑っていましたね~。

お母さんも、夫が担任に毎回呼び出されるほどの「問題児」だったので色々やれることはやっていたようですが、当時の夫はそんな親の行為を

「なんで俺に対してはこんなに厳しいんだ!」

と思っていたそうで、親の心子知らず、とは、よく言ったものです……。

 

…と、いうわけで、発達障害の疑いがある夫の小学生時代の症状・特徴5選でした!

 

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