こんにちは、あーさんです。
何度注意しても繰り返し人を怒らせたり同じ失敗をやらかす夫に、嫌気が差すことってありませんか?
我が家の夫も漏れなくそのタイプで、今もたまに私が怒り狂う時がありますが、やらかす頻度は以前に比べたら減ったと思われます。
今回は、夫がやらかした時にしっかりと反省させて、少しでもその頻度を下げる方法を解説していきます。
目次
同じ失敗を何度も繰り返してしまう発達障害夫
無意識に人を傷つけたり神経を逆撫でする行為をしたり同じ失敗を繰り返してしまうのは、発達障害の特性でもあります。
一緒に暮らしていればそのやらかす頻度に心底潰したくなるイライラもしてしまいますが、そこはもう、何を言っても何をしてもどうしようもないです。
極端な例えですが、足のない方に走れと言ってもできないように、脳機能障害である発達障害の方にも同じことが言えます。
できないものはできないんです。
妻である私たちも、無念ですがそこは受け入れましょう。
気持ち的にはこんな感じですが、しかし、かと言って、
もちろん「仕方ない」だけで全てを我慢して受け入れろという話ではありません。
本当は妻だって文句言いたいことを飲み込んで我慢しているだけなのに、
「発達障害の夫を受け入れる」
という響きの良い言葉に騙されないでくださいね。
ある程度は夫の特性として理解はしないといけませんが、一方的な我慢はカサンドラ症候群にも繋がってしまいます。
なので、無条件に全てを受け入れる必要なんてありません!
ただ、
やり方によっては夫に反省させ、失敗・やらかしの頻度を減らせる
ことはできますよ。
繰り返す失敗の多さに、まず自分が自覚する
まずは、不注意によるケアレスミスが多い夫のパターン。
発達障害当事者の夫が、自分の特性を自覚をする
ことが一番手っ取り早いです。
(参考までに! 発達障害の夫には、まず自覚をして貰いましょう)
我が夫はこのパターンですね。
夫は社会人になってからのやらかしやミスが人よりもとにかく多く目立つようになり、そのせいで20代の頃は怒られてばかりで本当に辛かったそうで…。
夫のように、社会人生活の中でミスを頻発し、自分に不利益が生じることで自分の特性(無意識にミスが多い等)を自覚できれば、どうすればミスを少なくさせるか自分で考えることができます。
自覚さえしてしまえば、周囲に迷惑をかけていることも自覚できるので、反省することもできます。
そんな不注意スキルがレベルマックスの夫が普段から実践しているのが、
「ミスをしないための仕組み作り」
です。
当事者の夫本人ができる、「ミスをしないための仕組み作り」の詳細については、下記の記事を参考にしてみてください☆
「仕組み作り」が成功すれば、本人の自信にも繋がりますよ。
家族の注意をスルーしてしまう夫は…
我が夫も若干こちらに含まれますが、こちらは厄介なパターンです。
仕事上のケアレスミスではなく、
家庭内でのやらかしを頻繁に起こしてしまう夫の場合は、上記のように自覚することが難しいことが多い
です。
家庭内でやらかすことの具体例としては、
- 妻に黙って高額商品を衝動買い
- 妻に内緒で借金
- ダメと言われている家庭内のルールをつい破ってしまう
などなどですね。
仕事上だと、ミスを連発していれば我が夫のように上司やお客さんからこっぴどく怒られたり、最悪減給とかクビになったりと、自分自身にエグイ不利益が生じるので、頻発するケアレスミスを自分で改めざるを得なくなりますが、家庭内だとそこまでのわかりやすい不利益が生じにくいです。
やらかす度に妻が烈火のごとく怒っても、それで終了
だからです。
金切り声で怒鳴りつけられて説教されるだけなので、その場はしおらしく、
「ごめんなさいもうしません」
と謝罪しておけばその場は一旦は収まるので、自分には何もダメージがないし、反省しないままです。
我が夫の場合だと、
- 反省しているけど対策とか何も考えていない(だから何度もやらかす)
- そんな時だけ無駄に切り替え上手なので、怒られたことを引きずらないから落ち込まない(反省していないように見える)
という感じで、結婚当初は反省ゼロのことが多かったように感じます。
また、私の知人の発達旦那さんは何事に対してもスルー能力がとにかく半端ないなので、妻である知人が本気で怒って怒鳴りつけても、
「ごめんね~」
と口では謝罪していますが、おそらく妻の小言の大半は脳みそに届いていません。
(反省したようで実は何も考えていないパターンですね)
もしかしたら、その時は心の底から反省している?のかもしれませんが、発達障害特有の衝動性で我慢ができず、同じやらかしを繰り返し(知人夫婦の場合は高額商品の衝動買い)、再び妻から怒られるのが毎度のパターンなのですが…。
こんな夫たちに、反省させてやらかしの頻度を少なくさせるのは難しいですが、やり方によっては効果てき面の場合があります。
やらかしたら、信賞必罰
発達障害の人間にやらかしをしないよう促すなら、
信賞必罰が一番効果的
です。
やらかしたら、罰を与えるのです。
罰と言っても、
「今後一ヶ月お風呂掃除ね!」
なんて言うのは全く効果ナシです。
適当に言い訳して、なし崩し的にやらなくなるのが目に見えています。
しかも、心身ともにやられるほどの大ダメージではありません。
ここでの罰とは、
本人の不利益・ダメージになり得る、確実な罰
のことです。
物理的な方法は女性でも犯罪になるので、止めましょう。
発達障害の方に感情だけで怒って訴えても、何も行動に移してくれないことが多いです。
下記の記事にも書きましたが、
特にアスペルガーの方には、損得勘定で説明した方が自主的に動いてくれる可能性が高いです。
これと同じで、やらかしが多い発達障害夫には、その場で終わる妻の言葉だけの説教よりも、
明らかに自分に不利益が生じるような罰を受けた方が、よっぽど反省して次の行動に気を付けてくれる
ようになります。
我が家の場合、夫がケアレスミス以外で家庭内で何か大きくやらかした時の罰は、基本は小遣い減給です。
小遣いを減らされると夫の私生活に直球に影響が及び、本当に本当に困るとのことで、最近になって互いの確認の上、小遣い減給と決まりました。
もちろん、小遣い減給でも許されないこと(浮気や暴力)をしたら、問答無用でお別れするとも宣言しています。(過去に前科ありのクズ夫なので)
次やったら……わかってるよね?
私の性格上、次に大きくやらかしたら確実に罰を実行に移すとわかっている夫は、今の所、さすがに大きいやらかしはしていません。
(更に無慈悲に、奥様が腹を据えて本気で夫に反省を促したいなら、こちらの記事を参考にどうぞ)
また夫曰く、罰だけではモチベーションが下がるだけなので、「信賞」である賞も考えておくべき!と主張しています。
電気のつけっぱなしが多いから妻に怒られ、「電気をずっと消せたから何かご褒美寄越せ!」とか言うくだらない主張なら、
で、私なら終わらせる話ですが、奥様方によっては、小さい賞(ご褒美)を旦那様と考えてもよろしいのではないでしょうか。
他にも例えば、浪費癖が激しい夫ならば、「浪費せずにお金をこれだけ貯金できれば〇〇してOK!」とかね。
最後に絶対に気をつけて頂きたいのは、
なるべく罰も賞も、ご夫婦で話し合って決める
ということです。
妻だけの独断で罰を決めると夫だって不満でしょうし、夫が勝手に豪華な賞を決めたら妻も怒りマックスでしょうから、お互いが納得して大なり小なりの罰・賞を決められるのが、一番良いですね。
まとめ
いくら注意しても人を怒らせる発達障害夫には、
不注意によるケアレスミスが多い夫は、
- 自分でミスが多いことを自覚して、
- 「ミスをしないための仕組み作り」をする。
妻に内緒で借金する等、家庭内でのやらかしが多い夫は、
- 妻がただ怒って説教するだけではなく、
- 確実に本人に不利益・ダメージを与える罰を与え、
- 同時にご褒美となる賞も、夫婦で納得して決めるのが望ましい。
を、徹底してみてはいかがでしょうか。
家庭内に大きな損害を与えてくる(借金や暴力等)夫で、夫婦の話し合いで賞も罰も決めるなんて悠長なこと言ってられないと言うなら、妻側も最悪のパターン(離婚)を覚悟して、独断で罰を決めて実行に移すというのは、大いにアリでしょう。
とにかく家庭内でやらかす夫を反省させるには、夫に確実な不利益を与えることです。
「〇〇をしたら、△△(罰)される」
というのを頭と体に刷り込ませれば、大きなやらかしをしなくなる可能性は、大いにありますよ!
(参考までに! 「もう本当に無理…」となれば、頑張り続けなくてもいいんです)
……と、いうわけで、何度注意しても人を怒らせる行為を繰り返す発達障害夫! 反省させる方法はある? でした!
コメント